【ジェフ千葉・第14節】大宮との国立決戦で痛恨の敗北

試合レポート(2025)
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大宮との上位対決、6ポイントマッチで悔しすぎる敗北となりました。

49,991人と多くのサポーターが国立に足を運び最高の雰囲気の中で、選手たちもピッチ上で気持ちの入ったプレーを見せてくれていたので何としても勝利が欲しかったですね、、、

https://x.com/4_DAISUKESUZUKI/status/1919948166499078207

試合について振り返っていきましょう。

https://x.com/jef_united/status/1919621606080708650
https://x.com/Ardija_Official/status/1919613318454771798

前半の立ち上がりの時間帯、相手のデザインされたセットプレーでやられてしまいました。

CKをゾーン+マンマークで守るジェフに対して、相手の徹底したスカウティングと準備してきたセットプレーの形が功を奏した形となりました。

準備してきたとはいえ緊張感のあるこの試合の一発目のセットプレーそれも選手が密集している中、これを確実に決め切ってくる豊川選手は相手ながら流石でしたね。。。。

このCKのデザインは他チームの試合を見ていても最近ちょくちょく見られる形なので、ジェフとしては今のゾーン+マンマークを続ける限り、この対策は徹底して次節以降同じ形の失点はないようにしたい所です。

相手選手のマークの受け渡しの遅れを見逃さなかった前貴之が裏に抜け出しボールを受けると、左足でファーサイド目掛けた高精度なクロスを上げます。このクロスに中でポジションを取り直した石川大地が冷静に頭で合わせ貴重な同点弾となりました。

前選手のクロスの質と石川選手のゴール前でのポジショニングが光ったゴールでした。

石川選手は前選手があげる直前にニアではなくファーへと動き出しており、選手間での連携も深まっていることが伺えます。

椿選手や田中選手といった前線の選手との連携だけでなく両サイドバックとの連携も深まってくると、ここから更に石川選手の得点量産に期待できそうですね。

相手陣地中央のセンターライン付近で一度ジェフがボールを奪いますが、鈴木大輔が持ち出そうとした所を引っ掛けられ大宮のカウンター返しがスタート。最後はペナルティエリア内でスアレスとの1対1を大宮FWカプリーニがボールを浮かして中に折り返すと、鳥海と前がカバーに入っていましたが対応しきれずオウンゴールとなりました。

前半途中で同点に追いついてからはジェフに決定機がいくつかあった中で、後半の立ち上がりの時間帯でジェフとしては出鼻をくじかれる形となり、反対に大宮としては時間帯含め最高の形での追加点だったと言えます。

鈴木大輔選手が一度ボールを奪っていただけに、ジェフとしては非常に悔やまれる失点となりました。

また最後の前選手と鳥海選手の所や、その直前の横山選手のスライディングカットしたボールがカプリーニ選手の前に転がるなど不運も重なってしまいました。(やられる時はだいたいそんなものですが)

後半にはなりますが、これも立ち上がりの時間帯での失点ということで試合運びを含め改善して欲しい所です。

右サイドから髙橋壱晟がクロスを上げると大宮DFの頭にあたりゴールへとボールが吸い込まれましたが、直前で手でボールをはたいていたカルリーニョスのハンドを取られノーゴール。また完全に意図的なハンドであった為、主審からはこの日2枚目のイエローカードがカルリーニョスに提示され退場処分となりました。

このプレーは完全に余計でしたね。。。。。

このシーンのチャンスを潰してしまったこともそうですが、残り20分近くを数的不利で戦うことになってしまったのはジェフにとって大きな誤算となりました。

前半から大宮が徹底的にカルリーニョス選手を潰しに来ていたことや大観衆の中でのプレーであったことなど、普段より熱くなってしまう気持ちは分かりますが、1枚イエローを貰っていることは念頭に置いてプレーして欲しかったですね。

出場停止明けの16節以降で得点量産することで挽回してくれることを信じています。

今節の大宮戦、前節の鳥栖戦と実力のあるチーム相手に対して、自分たちの強みを最大限に生かしたサッカーを展開することが出来たのは今後にとって非常にポジティブな要素だったのではないかと思います。

結果が最重要事項なことには間違いありませんが、自分たちの土台が出来ているというのは大きな強みです。

今節は痛恨の敗戦となり悔しさやショックは勿論ありましたがその反面、今のサッカーに対する自信や選手たちの試合に懸ける想いも最大限感じることが出来ました。

残りの24試合、1試合1試合チーム総力戦で愚直に今のサッカーを続けていくことがジェフとしては目標達成への最短距離と言えそうです。

これは今節に限らず、シーズンを通した課題となりそうです。

特に7節の磐田戦や今節の試合など、大一番とも言える試合を立ち上がりの失点で落としてしまっていることからも、改善はマストだと言えます。

立ち上がりこそ勢いを持って相手に向かっていくという姿勢で試合に入るのは良いことだと思うのですが、ここまで顕著に失点という形が目立つのであれば、立ち上がりこそセーフティかつゲーム展開を見ながら進めるなどの対策も必要かもしれません。

今シーズンのジェフは得点をコンスタントに取れるチームなので、いかに失点せずに0-0の時間を長く作れるかで今後の勝率は大きく変わってくると思います。

次節からも今治、仙台、長崎と強豪との戦いが続くので、ここを改善できるかに要注目です。

今シーズンは好調なスタートダッシュを決めたジェフ。

だからこそGW連戦の2引き分け1敗という結果に停滞感を感じてしまう所ではありますが、冷静に現状を見ればまだ3位(プレーオフ圏)と勝ち点差5で首位です。

ここ2年のリーグ後半戦の連勝街道で調子が上向きな時でさえ他チームの動向を気にしなくてはいけなかった状況を考えれば、チャレンジャーとしてスタートしたJ2リーグの戦いで自力で目標達成できる今の状態をポジティブに捉えるべきです。

今節の敗戦で反省はあっても、焦ったり落ち込む必要はありません。

今節の悔しさを糧にチームとしてここから更に強くなりましょう!!!

それではまた次の記事でお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

WIN BY ALL!!!!

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