第8節 ジェフユナイテッド千葉 vs 徳島ヴォルティス (H) まとめ

試合レポート
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こんにちは、えいすけです。

今日の試合内容で勝てなかったらどうすれば良いのでしょうか、、、

決まりそうで決まらないチャンスシーンの数々にフクアリで何度も頭を抱えてしまいました(笑)

それでは早速振り返って行きましょう。

スターティングメンバー(千葉)

小林監督のサッカーで輝きを取り戻した風間に注目です。

スターティングメンバー(徳島)

西谷のドリブルには注意したい所です。

12分 西谷に決められ失点

相手陣地の最後方からのビルドアップでセンターライン付近までボールを運ばれ、左サイドの西谷にボールが渡ります。タッチライン際でドリブルを開始した西谷は細かいタッチで中に切れ込むとDFの寄せが遅れた一瞬の間を見逃さずにミドルシュートを放ちました。シュートにGK新井も反応しますがボールに触ることは出来ず失点となりました。

今シーズン相手のワンチャンス、それもゴラッソを決められる率の高さたるや、、

スピードのある西谷に対して裏のスペースを最大限警戒していた中で、中央に切り込まれた時のプレスが遅れてしまったのは分かりますが、ジェフのDF枚数も足りていたシーンだったのでもう少し対応の仕方があったのではないかと思います。

また西谷のシュートも素晴らしかったですが、リプレイで見返すとコース自体はそこまで際どいシュートではなかったのではじき出して欲しかったなというのが正直な所です。

30分 田中の抜け出しからチャンス

自陣右サイドの松田から前方の田中に強めのパスが出ます。田中は相手DFが食いついてきたことを確認するとボールに触らずにまたいで反転し、相手DFの裏のスペースへ抜け出しました。そのままボールを運びニアサイドに鋭いアーリークロスを入れると相手DFのキックミスでオウンゴールを誘発しましたが、これは相手GKに阻まれ惜しくも得点とはなりませんでした。

この試合を通して田中のプレーはとても良かったと思います。

特にボールを持っていない状況での抜け出しの動きが素晴らしく、右サイドから何度もチャンスを創出していました。

スピードのある抜け出しはチャンスを作り出すだけでなく、相手選手のファール(カード)にも繋がるのでチームにとって大きな武器になります。

36分 新井一輝→小森飛絢で得点

自陣最後方の新井一輝がセンターライン手前でフリーでボールを持つと、前線で動き出した小森の動きを見て相手CB裏にロングスルーパスを出します。新井の高精度なパスはちょうど相手CB裏にストンと落ちると、これを小森が左足の完璧なトラップで収め、GKとの1対1も冷静に沈めて同点弾となりました。

新井一輝のパスも小森のトラップ&シュートもハイレベルなプレーで見ていて気持ちの良い得点でした。

特に後ろからのボールをあのトラップしちゃう小森半端ないです。

「大迫半端ないって~!もぉ~…アイツ半端ないって!!後ろ向きのボールめっちゃトラップするもん!!そんなんできひんやん普通…」

2009年 滝川第二 中西隆裕

↑のネタアカウントにツイートされるレベルです(笑)

ただこのシーンのシュート時に相手DFカカのスライディングの足が小森の足首に入ってしまい、負傷退場となってしまいました。

チームにとってかなりの痛手となってしまいました。

52分 呉屋の得点で勝ち越し

相手陣地中央で小林が相手のパスをカットすると、そのまま呉屋に繋ぎショートカウンターを開始します。3対2の数的有利になり呉屋は左サイドの見木にパスを出すとそのままペナルティエリア内に走り込みます。パスを受けた見木が中に折り返し、呉屋がDFにプレスを受けながらもボールをコントロールして左足でシュートを打つと、1度相手GKに弾かれますがこぼれ球が相手DFに当たりそのままゴールインとなりました。

前線で嵌めてショートカウンターで得点を奪う小林監督のサッカーの真骨頂のような得点だったのではないでしょうか。

このシーンでもボール奪取でカウンターの起点となった小林祐介は、今シーズンのサッカーでの活躍はめざましく今では外せない選手になりました。

また小森の負傷交代で入った呉屋がしっかりと結果を残してくれたことも今後にとってかなり大きい要素だったと思います。

79分 柿谷に決められ失点

相手陣地でMF山下がボールを持つと、左サイドの西谷にロングパスを出します。このボールには松田が反応しインターセプトを狙いますが目測を誤り入れ替わる形で西谷にボールを受けられると、そのままドリブルでペナルティエリア内まで運ばれます。ジェフの選手もプレスに行きますが西谷からのマイナスのクロスに誰も触ることが出来ず、走り込んできた柿谷に左足のダイレクトシュートを叩き込まれ失点となりました。

松田のプレーについては本人が一番分かっていると思うので、これ以上は書きませんが次節以降に絶対に生かして欲しいと思います。

それにしても終始、西谷に苦しめられた一戦となってしまいました。ジェフがリードした時点で西谷対策で矢口をいれるぐらいしても良かったのでは、、と個人的には思いました。

また柿谷は流石の決定力でしたね。今のジェフに「決定力」とは何かを見せつけられたように感じました。

1つ不思議だったのは徳島の監督はなんで柿谷をあんな後ろで使っているのかということです。結果的にジェフは点を決められたので偉そうなことは言えませんが、前線で柿谷を使われていたらもっと恐ろしかっただろうなと思います。

91分 新井一輝のフィードから決定機

自陣最後方で新井一輝がボールを持つと、前線に残って裏を狙っていた日高にロングパスを出します。このボールは相手DFの元へ飛んでしまい頭でGKにバックパスされてしまいましたが、日高が足を止めずにバックパスを狙うと相手GKより先に触りボールを浮かせました。このボールは相手GKの頭上を越えてゴールに向かいましたが、枠を超えてしまい惜しくもゴールとはなりませんでした。

入っていれば劇的弾だったのですが、本当にあともう少し、、、

それにしても本当にサイドバックか?と思わせる日高の裏への走り出しと、相手のバックパスを狙った動きは素晴らしかったです。スタートから出ていてあの走力はかなりタフネスですね。

また1得点目もそうでしたが、ここ最近の新井一輝のロングフィードが高精度なのはポジティブ要素だと思います。

昨年は得点力で違いを見せた新井ですが、今年はパスでも魅せてくれることに期待しましょう。

ハイライト動画

まとめ

試合が終わってどうして勝っていないのかが不思議なぐらいの試合でした。

こういうゲームを勝ち切れなかったのは本当にまずいです。

リーグ戦の成績という意味でも痛すぎますが、集客的な意味でもホームゲームで勝てないのはかなり手痛いと思います。

事実この試合の入場者数は5475人でした。土曜日のデーゲームでこの人数はクラブとして危機感を持たないといけないと思います。

ジェフがいくら負けようが文句を言いながらフクアリに通ってしまうようなコアなサポーターは別として、初めて見に来た人や少し興味がある程度の人のアクションは正直です。

有名な選手がいれば見に行きたい、強くて勝つチームなら見に行きたい、理由は様々ですが資金的に厳しい今のジェフに出来るのは「フクアリでは絶対に勝つ」チームになることだと思います。

今シーズンはチャンスシーンも多く見ていて面白いサッカーだと思います。ただ勝てなくてはそれも半減です。

そして長くなりましたが、とどのつまり何が言いたいかというと、「点を決めろ!!!!!」です(笑)

これで全てが解決できます、一石三鳥です。かなり浅い意見のように感じてしまいますが、編成や何やらといろいろ考えた上で今季のサッカーやるなら、本当にまわりまわって「得点力」ここで解決するしかないんですよ。

信じて続けろ!そして決めろ!!!!

次節 vs 藤枝MYFC

【日時】2023年4月12日(水)19:00キックオフ @藤枝総合運動公園サッカー場

次節は水曜日開催なのですぐやってきます。

ジェフの苦手なJ3からの昇格組ですが絶対に負けられません。

小森の負傷など懸念点もありますが、他の選手はアピールのチャンスだと思ってチーム総力戦で勝ちに行きましょう。

それではまた次の記事でお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

WIN BY ALL!!!!

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