こんにちは、えいすけです。
ジェフサポの皆様、4年ぶり10回目のちばぎんカップ優勝おめでとうございます!!!
僕は試合前にはスコアや勝敗は気にせずみたいなことを言っていたくせに、いざ目の前で選手たちを見ていたら内容なんか気にせず思いきり熱くなってしまいました(笑)
見どころ満載の試合だったので早速振り返って行きましょう。
ちばぎんカップで2記事書こうと思っており、①(当記事)ではゲーム内容をメインに書いていきます。
スターティングメンバー(千葉)
プレビュー記事で注目選手にあげた呉屋に注目です。
J.LEAGUE PRESEASON MATCH
— ジェフユナイテッド市原・千葉(公式) (@jef_united) February 12, 2023
27TH CHIBA DERBY MATCH
ちばぎんカップ#2月12日 #第27回ちばぎんカップ #14時キックオフ⚽️
スターティングメンバー発表‼️
メンバーの確認はこちらhttps://t.co/OQNk58M8I9#jefunited #ジェフ千葉 #jleague #WINBYALL pic.twitter.com/lVADE97nvI
スターティングメンバー(柏)
さすがJ1チーム、スタメンからサブメンバーまで豪華布陣です。
第27回ちばぎんカップ
— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) February 12, 2023
柏 vs 千葉
スタメン
GK 佐々木雅士
DF 片山瑛一、立田悠悟、古賀太陽、三丸拡
MF 山田康太、高嶺朋樹、小屋松知哉
FW マテウスサヴィオ、細谷真大、仙頭啓矢
サブ
GK 守田達弥
DF 田中隼人、川口尚紀
MF 椎橋慧也、戸嶋祥郎
FW 山本桜大、武藤雄樹#柏レイソル #reysol pic.twitter.com/krZ20Q8dli
19分 小森飛絢の先制点
相手陣地の深い位置でGKから前線へのグラウンダーのフィードが相手DF立田に当たると、ボールはペナルティアーク付近にこぼれていきます。するとこれに素早く反応した小森が左足でダイレクトでシュートを放つとボールは無人のゴールに吸い込まれていき、ジェフの先制点となりました。
一見すると相手のミスから生まれた何てことないラッキーゴールに見えますが、昨年のサッカーからの変化が早くも表れたのがこのゴールだと思いました。
このゴールシーンですが、矢口がボールロストした瞬間から矢口を始め、呉屋、小森、見木、そして逆サイドの末吉までもが前線からプレスの準備を始めていました。
そんな中でバックパスを受けたGKは近くのCBや逆サイドに展開することが出来ず、前線へのフィードを選択せざるを得ませんでした。
つまり最後の部分こそラッキー要素はあったにせよ、今年のジェフの戦い方が手繰り寄せたゴールと言っても過言ではないと思います。
そして今シーズンFWの主力となる小森に得点が生まれたのも大きなポジティブ要素だと言えます。
30分 呉屋大翔の追加点
相手の最終ラインでのビルドアップ時にまたしてもジェフは前線から組織的にプレスに行きます。相手GKからDF立田にボールが渡った時には、相手SBには矢口がついておりパスコースを失った立田はGKにバックパスの選択をしました。しかしこのボールが短くなり呉屋がすかさずプレスをかけるとGKの苦し紛れのクリアボールは呉屋にあたりそのままゴールとなりました。
1点目と同じですがこれも相手DFのミスがあったとはいえ、そのミスを誘発できたのは今年のサッカーだったからだと思います。
もう少しハイレベルなCBだとあそこで剝がされたりすることも考慮しなくてはいけませんが、J2リーグを戦う上では、前線からのプレスを愚直に続けていればこのシーンのようなチャンスは何度か生まれると思います。
今シーズンはこういった泥臭くチーム全員で取るゴールにも期待ですね。
32分 山田康太に決められ失点
自陣右サイドで相手の仙頭、小屋松の京都橘ラインに崩されるとそのまま中に折り返され、細谷にシュートを打たれます。これを矢口がゴールライン上で1度ははじき返しますが更に山田康太に押しこまれてしまい失点となりました。
この試合を観戦して仙頭、小屋松は相手ながら良い選手だなと思わざるを得ませんでした。
特に小屋松のドリブルは個人で局面を変えるだけの力を持っており、今シーズンも数多のチャンスシーンを生むことが予想されます。
小屋松に俊足の末吉が対応はしていたものの、それを上回るスピードで空いたスペースへとインナーラップされて失点に結びついてしまいました。ジェフとしてはディフェンス時のDF間の距離感などの認識はこれから摺り合わせていく必要がありそうです。
51分 細谷真央に決められ失点
自陣左サイドの深い位置で山田康太にフリーでボールを持たれると、球威のある高精度なクロスを上げられてしまいます。するとこのクロスはジェフのCB間に飛んでいきフリーで待っていた細谷が豪快なヘディングシュートを放つと、GK新井もボールには触りましたが弾ききれずに失点となりました。
山田康太のクロスボールがレベル高すぎました。正直あのクロスを上げさせてしまった時点で勝負ありでした。
このシーンもサイドで数的不利の状況を作られたことから山田のスーパークロスが生まれてしまったと思うので、ジェフは選手間の距離をもう少し近づけてせめて同数で対応出来ていたらなと思いました。
69分 リスタートから呉屋大翔の決勝点
相手陣地左サイドの深い位置でスローインを獲得すると、タッチライン際にいた小森が相手DFの裏へ走り出した見木へ素早くボールを投げ、これを受けた見木が中にグラウンダーで早いクロスを入れます。球威のあるこのクロスが相手DFのコントロールミスを誘発すると、これを見逃さなかった呉屋が押し込み値千金の決勝ゴールとなりました。
このゴールはどこからでも点を獲る呉屋らしさが出たゴールだったと思います。
勝ち点を拾えるチームにはこういう「チャンスを逃さない」FWは必要不可欠です。スーパーゴールも泥臭いゴールも同じ1点ですからね。今シーズンの呉屋にはゴラッソだけでなく泥臭い得点も期待しています。
またリスタートで始めた小森、動き出していた見木も素晴らしかったと思います。ボールを奪った後の速攻の意識はチーム全体で共有できていそうで良かったです。
ハイライト動画
まとめ
このちばぎんカップでは、第一に小林新監督が今シーズンどういったサッカーをやっていくのか見れたことがサポーター目線では何よりの収穫だったと思います。
新体制始動から今までベールに包まれていた為、ワクワクと不安の入り混じった気持ちで過ごしてきましたが目指すサッカーが見れたことに加え、課題はまだあるもののチーム全体が同じベクトルで戦えていたことも今シーズンを応援するサポーターにとって大きな安心材料になりました。
ただ攻撃に関してはまだ多くの課題が残っているとも言えます。3つの得点シーン以外にシュートが1本も無かったのは少し残念です。
攻撃の際にはシュートで終わることなどをもう少し徹底していければ、今季は呉屋のように決定力のある選手がいるので自ずとチームの得点は増えていくと思います。
なにはともあれ柏レイソル相手に勝利を収めたジェフは素晴らしかったです。この勝利を自信に繋げて今週末のリーグ開幕戦に挑んで欲しいと思います。
「ちばぎんカップ②」の記事で試合で目立っていた選手をピックアップして、各選手の特徴などについて書いていきたいと思いますので、そちらも是非お読みください。
それでは次の記事でまたお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
WIN BY ALL!!!!
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