【ジェフ千葉・第12節】苦しい試合展開に耐え、価値ある勝ち点1を掴む

試合レポート(2025)
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なんとか引き分けることができましたが、熊本強かったですね。。。

試合を通して強度の高いサッカーをしてくる走力は流石でした。

それでは、試合について振り返っていきましょう。

注目選手のFW塩浜遼選手には要注意です。

https://x.com/roassoofficial/status/1917046982289592522

ボランチ2枚に安井、品田と新たなメンバーを起用。

サイドバックの起用方法も変えるなど、連戦を見据えたメンバー構成となりました。

https://x.com/jef_united/status/1917051361998647364

熊本の後方でのパスミスをカルリーニョス選手が拾うと、GKの位置を確認しワントラップからロングシュートを狙いました。GK佐藤優也選手の頭上を越えたシュートは決まったように見えましたが、惜しくもポストを直撃しゴールとはなりませんでした。

カルリーニョス選手の狙い、シュートが良かっただけに決まってさえいれば、、、というシーンでした。

このシーン以外にも、熊本DF陣のビルドアップ時のパスミスがいくつかあったので、ジェフとしては1本でもゴールに結びつけられると良かったですね。

この試合では何とか勝ち点を積み上げることができましたが今後更に勝負強くなっていく為にも、こういった相手のミスを逃さない嫌なチームになって行って欲しいと思います。

熊本の最後方からのロングボールで鈴木大輔が釣り出されたスペースに熊本MF藤井が抜け出すと、そのままエリア内まで侵入されシュートを打たれます。球威のあるシュートでしたが、スアレスのビッグセーブにより難を逃れました。

藤井選手のシュートが正面よりだったとはいえ、スアレス選手はしっかりと股下のケアをしながら足に当てた後、顔面でブロックする気合いのセーブを見せてくれました。

また、このシーンでは鳥海晃司選手が体を投げ出して、ファーサイドのシュートコースを消していた点も良かったです。

今シーズンは相手にシュートを打たれる回数は多いものの、DF陣の体に当ててのブロックや、DFがコースを限定しているからこそのGKのファインセーブも多く見られます。

特に鳥海晃司選手のカバーリングや最後の部分の強度は目を見張るものがあり、GKとCB陣を中心とした鉄壁のディフェンスは本当に心強いです。

こういった細部にこだわったプレーには次節以降も期待しています。

自陣右サイドで熊本DF袴田にクロスを上げられると、中にいた日高が対応しきれずにゴール前にいた熊本FW半代のもとへボールがこぼれます。半代はキックフェイントで切り返してからシュートを放ちましたが、鳥海晃司の足に当たりわずかにコースが変わったことでボールは枠外へと飛び、ジェフは難を逃れました。

このシーンは完全に失点を覚悟しました(;_;)

半代選手がただ枠を外したのかと思いましたが、リプレイで見ると鳥海選手のブロックでコースが変わっていることが分かります。(なぜかゴールキック判定だったのはラッキーでしたが)

半代選手のキックの瞬間のコースは枠に飛んでいるようにも見えたので、鳥海選手のわずかなボールタッチがジェフを救ったと言っても過言ではないでしょう。

このシーンでもまさに鳥海選手の最後の部分に対する強さが光る形となりました。

自陣後方からのビルドアップで石川が下りてきて受けた所を狙われボールロストすると、そのまま右サイドの熊本FW塩浜まで繋がれエリア内でシュートを打たれます。スアレスも見送ってしまうほど球威のあるシュートでしたが、クロスバーを直撃したことで失点を免れました。

シュート技術のある塩浜選手にエリア内でフリーでシュートを打たせることだけは避けたい、とプレビュー記事でも書いていただけに、正直このシーンでも打たれる瞬間に失点を覚悟してしまいました(;_;)

実際、塩浜選手のシュートはかなり際どいものでしたが、今節はジェフに運があったということかもしれません。

ボールロストこそ石川選手でしたが、そもそもボランチとの距離間もあまり良くなく、奪われた後も寄せが遅れてしまっていたりと課題が残るシーンだったとも言えます。

この試合では品田選手、安井選手は久々のスタメン起用ということで難しい部分もあったかとは思いますが、もう少しゲーム展開を見ながらチームに落ち着きを与えるプレーをして欲しかったですね。

このGWの連戦の中で、必ずまた出場機会は訪れると思うので今日の悔しさをぶつけて欲しいと思います。

相手陣地右サイドでボールを拾った杉山はそのまま中央に向かってボールを運び、対峙した熊本DF李 泰河にツーフェイント入れて間を作ると、そのまま得意の左足を振り抜きシュートを放ちます。ゴール左隅を捉えたシュートでしたが、熊本GK佐藤優也の片手一本ではじき出すファインセーブに遭い、惜しくも得点とはなりませんでした。

杉山選手の特徴が詰まった素晴らしいプレーだっただけに決めたかったですね。。。

佐藤優也選手はジェフにいた時からシュートストップには定評がありましたが、全く衰えておらず相手ながら流石のセーブだったと思います。

ただ、得点とはなりませんでしたが、杉山選手が自ら仕掛けてフィニッシュまで持ち込んだ形では、ジェフに来てからだと1番良いプレーだったのではないかと思います。

熊本時代のプレー集などでは、単騎突破からの強烈な左足をいくつも見ているのですが、まだジェフでは鳴りを潜めているので、ジェフでもいち早く見せて欲しい所です。

このシーンのようなプレーを次節以降にも期待しています。

この試合では自分たちがボールを保持する時間を作ることが出来ず、苦しむ時間が多くなってしまいました。

そんな中で後半24分から投入された横山暁之選手が明確に違いを見せたことで、終盤にかけて徐々にジェフの時間を増やすことが出来ており、流石のクオリティだったと思います。

特にCB間に落ちてきて効果的にボールを受けるプレーは、こないだまでトップ下本職でやっていた選手とは思えない輝きを放っており、改めて横山選手の技術の高さとサッカーIQの高さを感じました。

単純にボールを受けて周りに散らすだけでなく、相手の寄せに隙があれば自ら反転して持ち上がることが出来るので、マンマーク気味に来ていた熊本にとっては非常に脅威だったと思います。

次節以降も横山選手の中盤からのゲームメイクに大いに期待です。

熊本のハイインテンシティなサッカーをもろに食らった形の試合となりましたが、結果としては引き分けで勝ち点1を積み上げることが出来ました。

体感的には熊本からすれば勝ち点2を落とした引き分け、ジェフとしては勝ち点1を掴んだ引き分け、といった所だと思います。

メンバーの変更もあり課題も見えたジェフですが、それでもアウェイの地で厳しいゲーム展開で引き分けに持ち込めたのは長いリーグ戦を考えれば、最低限の結果を得ることが出来たと言えるのではないでしょうか。

少なくともこれまでのジェフだった確実に負けていたような試合だっと思います。

また、ポジティブな点としてはここから中3日で訪れる連戦に向けて、壱晟選手やエドゥアルド選手を温存することが出来たことがあげられます。

そういった意味で、今節の引き分けを意味のあるものにする為にも次節での結果が求められます。

次節も強敵との戦いになりますが、総力戦で絶対に勝ち点を積み上げましょう!!

それではまた次の記事でお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

WIN BY ALL!!!!

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