リーグ戦の約4分の1の節目の試合となった第10節。
片野坂監督率いる難敵・大分トリニータをフクアリに迎えての戦いとなり、難しいゲームでしたが、しっかりと勝ち切ることが出来ました!!
さっそく試合について振り返っていきましょう!
スターティングメンバー(千葉)
ここまで出場を重ねていた横山と日高がベンチスタート。
スタメン抜擢の前とエドゥアルドがどれだけ活躍してくれるか要注目です。
https://x.com/jef_united/status/1913792619400036489
スターティングメンバー(大分)
いわきFC在籍時に何度かやられているFW有馬 幸太郎には要注意です。
https://x.com/TRINITAofficial/status/1913782847510577632
20分 髙橋壱晟のクロスからカルリーニョスにチャンス
右サイド大外で壱晟がボールを受けると素早いトラップで左足にボールを持ち替えアーリークロスを上げます。ニアサイド裏のポケットを狙った高精度なクロスに対し、反応したカルリーニョスが頭で合わせ枠に飛ばしますが、相手GKのファインセーブで得点とはなりませんでした。
壱晟選手のクロスは逆足とは思えないほどの素晴らしいクロスでしたね。
また、これにしっかりと反応してワンタッチで枠に飛ばしたカルリーニョス選手も流石でした。
カルリーニョス選手という圧倒的なクオリティを持った選手の加入により、少し距離のある位置からのクロスでも得点が期待できるようになったのは今後とても楽しみですね。
ある程度アバウトなボールでも、何とかしてしまう彼のプレーはまさにチート級と言えます。
28分 前貴之のミドルシュート
左サイドでボールを受けた前選手がキックフェイントで中へ切れ込むと、ニアサイド下を狙った鋭いミドルシュートを放ちましたが、相手GKのファインセーブに遭い得点とははなりませんでした。
前選手はこのシーンより早い時間にも遠目からのロングシュートを見せるなど、自分が起用された意味、相手にとってどういったプレーが効果的かを理解して的確にプレーしていた印象を受けました。
今節では、前選手のプレー水準の高さとサッカーIQの高さが存分に発揮された試合となりましたね。。。

両SBでプレーできる前選手の存在により、スタメン出場の多い日高選手と壱晟選手も普段の練習から全く気が抜けないことでしょう。
今シーズンは各ポジションでの争いが本当に熾烈であることが改めて実感させられました。
54分 エドゥアルドのキャノン砲で先制
大分の前線のプレスが弱まり、ジェフが中盤の位置でボールを支配できるようになり始めた時間帯で、一瞬の隙を見逃さなかったエドゥアルド選手からスーパーゴールが生まれました。
磐田時代には強烈なミドルシュートでの得点をいくつも見せていたエドゥアルド選手でしたが、ジェフでも遂にその武器を見せてくれました。

それにしてもこのシュートは素晴らしいですね。。。
時間の進み方が倍速になったかのような強烈なキャノン砲には惚れ惚れします。
今後はこういった理不尽な得点を量産してくれることに期待です。
また、水戸戦で見せた壱晟選手のゴラッソとどちらが月間ベストゴールに選ばれるのかも要注目ですね(笑)
#4月20日#第10節#大分トリニータ
— ジェフユナイテッド市原・千葉【公式X】 (@jef_united) April 20, 2025
ゴールシーンをPLAYBACK🎥
21分#エドゥアルド 選手のゴール⚽
DAZN視聴はこちら💁https://t.co/QukYbrI4V5#jefunited#ジェフ千葉#jleague#WINBYALL pic.twitter.com/ZRsxyWJ27X
番外編① スタメン抜擢された選手の躍動
今節は日高選手→前選手、横山選手→エドゥアルド選手と、今シーズンここまでスタメン出場が多かった2選手が控えに回る試合となりました。
そういった中でこれまで同様の試合強度を保てるかという所は注目ポイントでしたが、期待に違わぬ素晴らしいプレーを両選手とも見せてくれました。
むしろこの試合ではこの2選手がジェフのストロングポイントとなっていたと言えます。

日高選手と横山選手がベンチなのは、中4日で迎える第11節に向けての温存なんて声もネット上ではありましたが(その可能性も勿論ありますが)、今節のプレーを見る限り、シンプルに大分に対するジェフの戦い方を考えた時にベストな選手としてスタメンを勝ち取っただけのようにも思えます。
実際の所は監督にしか分からないことですが、とにかくジェフとしてはいつでも試合に出ればハイレベルなプレーを見せてくれる選手がいることを改めて認識することが出来ましたね。。。
今年の選手層の厚さは長いリーグ戦を戦う上で、頼もしい限りです。
番外編② 林誠道のフォアザチーム
第4節の札幌戦以来の出場となった林誠道選手、得点こそありませんでしたがこの試合でも彼の良さを存分に見せてくれました。
相手DFへのプレスやルーズボールの奪取などはチームにとっての本当に大きなプレーでしたね。。。
特に90分過ぎの杉山選手が中央までプレスをかけたシーンでは、即座に空いた右サイドまで全速力でカバーに入って相手のパスを見事にスライディングカットしており、スタジアムからは彼のプレーに拍手喝采でした。
FWという結果が求められるポジションにも関わらずチームの勝利を最優先にプレーしてくれる姿勢にはグッとくるものがありましたね。。。
林選手は試合の度にユニフォームが泥だらけになっているイメージですが、その姿が本当にカッコ良いです。
次節以降も彼のフォアザチームのプレーには大注目です。
まとめ
まずは対ジェフのサッカーをしてきた大分との難しいゲームをしっかりと勝ち切れて本当に良かったです。
チーム全員で戦いながら個の力で1点をもぎ取っての勝利、例年の昇格チームにも度々見られた勝負強いチームの勝ち方だったと思います。
そして気付けば磐田の敗戦を経てからこれで3連勝。
目の前の試合に勝つことにフォーカスするというのがサポーターの間でも浸透しているのか、3連勝したことに対するリアクションがネット上でもあまり見られず、今のチーム状況の良さをこういった所でも感じます。
リーグで首位になろうが、昇格を目指す上では常にチャレンジャーであり続けるというマインドは、他の強豪チームにはないジェフの強みかもしれません。
次節は昨シーズン、ホームフクアリで屈辱的な敗北を喫した秋田との平日ナイターの試合となります。
これまでの戦績を見る限りは相性の悪い相手となりますが、ここまで負のジンクスを覆してきた今シーズンのジェフならやってくれるに違いありません。
金曜日も絶対に勝ち点を積み上げましょう!!
それではまた次の記事でお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
WIN BY ALL!!!!
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