【第42節ジェフユナイテッド千葉vsレノファ山口(A) まとめ】

試合レポート
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こんにちは、えいすけです。

5節ぶりの記事更新となってしまいましたm(__)m

前節のホーム最終戦に引き続き今節も先制され苦しい展開の中で逆転し、3年間に渡る尹体制最後の試合で見事勝利することが出来ました。

随所に各選手の好プレーが見られた今節の試合を早速振り返って行きましょう!

スターティングメンバー(千葉)

前節途中交代でケガから復帰した末吉に注目です。

スターティングメンバー(山口)

ジェフキラーである高井には注意したい所です。

8分 田中渉に決められ失点

自陣右サイドで相手SBにボールを持たれると、ペナルティエリア内にいた相手MFの田中渉にパスが出ます。新井一輝とミンギュの間でボールを受けられ一瞬プレッシャーが遅れると、田中渉はすかさず左足でシュートを放ちました。GK新井章大も反応はしましたがはゴール右隅へと吸い込まれ失点となりました。

人数自体は足りていたのですが、わずかな隙をつかれてしまいました。サイドに追いやった時点でもう少しコースを限定してプレスをかけることが出来ていれば、少なくとも中に侵入されることは防げたかなと思います、、

とはいえ田中渉のシュートは相手ながら高精度で素晴らしく、GKからすればノーチャンスでした。

10分 新井章大のファインプレー

自陣で相手からボールを奪いビルドアップの場面で、サイドの秋山からパスを受けたアンドリューがミンギュにバックパスを出します。このパスがほんの少しズレるとミンギュのトラップが大きくなり、相手MF吉岡にペナルティエリア内でボールを奪われます。そのまま吉岡は左足でグラウンダーのシュートを放ちますがこれを新井章大が弾き出します。弾いたボールにも相手選手に先に反応されてしまいますが、すぐさま立ち上がった新井章大がそのまま詰めてボールをキャッチし事なきを得ました。

失点直後のこのシーンはこの試合のターニングポイントだったと思います。

結果的に逆転勝利できましたが、もしここで追加点を許していたらかなり厳しい展開になっていたことは明白です。

そういった意味でも新井章大のこのプレーはただ「1点」を防いだ以上に大きなプレーでした。

45分 秋山のミドルシュート

相手陣地右サイドから末吉→田口→秋山と繋ぐと、ペナルティエリア手前でボールを受けた秋山はワントラップで自分の前に置くと、そのまま左足で強烈なミドルシュートを放ちました。威力のあるシュートでしたがゴール正面に飛んでしまい相手GKにキャッチされ得点とはなりませんでした。

このシーン得点とはなりませんでしたが、秋山がミドルシュートを放ったことが印象に残りました。

柔らかいボールタッチや高精度なキックなどを持ち合わせているのにも関わらず、今シーズンの秋山は横パスやバックパスなど安牌なプレーが多かったように感じます。

個人的にもかなり期待していた選手だけにもっとアグレッシブにプレーして欲しいと思っていた中で、このミドルシュートを見れたのは嬉しかったです。

来年の去就についてはまだ分かりませんが、ジェフでプレーしてくれるのであれば来年はもっとこのようなプレーを見せて欲しいと思います。

57分 高木の同点弾

右サイドで獲得したCK、キッカーの田口がファーサイドにクロスをあげますが相手DFに頭で跳ね返されてしまいます。しかしこのクリアボールがペナルティアーク付近にこぼれると走り込んできた高木がダイレクトでシュートを放ちます。相手GKはこれに反応していましたがボールは途中で相手DFに当たりコースが変えるとそのままゴールに吸い込まれていきました。

前節のアンドリューの得点に引き続き、ミドルシュートから得点が生まれました。

相手DFに当たりラッキーな部分もありましたが、チャレンジすることの大切さが詰まったゴールでした。

そういった意味では常にシュート意識の高い、高木ならではの得点だったと思います。

62分 エース新井一輝の逆転弾

相手陣地左サイドからの田口のクロスをペナルティエリア内でカットした相手DF渡部から、サイドの選手にパスが出ますがこれを新井一輝がインターセプトします。ボールを奪った新井一輝はそのままドリブルでペナルティエリアに侵入すると、冷静に右足を振りぬき逆サイドネットにシュートを突き刺しました。

見事なカウンター返しでした。山口からすればあの位置でインターセプトしたのが新井一輝だった時点で運の尽きでした。

普通のCBなら多分クロスを選択していたと思いますが、CB兼ストライカーを兼ねている新井一輝にその選択肢はありません。

面白半分でエースストライカーなんて言われていましたが、この得点をもって本当に今シーズンのチーム内得点王になってしまいました。

新井一輝には感謝ですが攻撃陣の不完全燃焼を考えると複雑な気持ちです、、

94分 ブワニカのダメ押し弾

相手陣地中央でリカルドロペスがボールをキープしてタメを作ると、右サイドを全力疾走で福満がオーバーラップします。相手SBも福満に反応しパスコースを消すポジショニングを獲りましたが、リカルドロペスはこれを逆手に取りSBの裏にパスを出します。このパスを相手SBの裏で受けた福満がダイレクトで中にグラウンダーの早いクロスを入れると、ブワニカが滑り込みながらボールに触り試合を決定づける追加点となりました。

リカルドロペスのボールキープ・パスセンス、福満のオーバーラップ、ブワニカの決定力と各選手の強みが最大限に生かされた素晴らしいゴールでした。

スペースでボールを受けたり、点で合わせるクロスやシュート、言い方は悪いですが今シーズンのジェフらしくない得点でもあり、シーズン途中で見たかった形が最終節で見れたのは良かったです。

番外編 尹さんの100点スマイル

DAZNでは94分にブワニカが追加点を決めた際に、満面の笑みでガッツポーズをする尹さんの姿が映りました。

終わりよければ全て良しという訳ではなく結果は結果で受け止めるべきだとは考えていますが、3年間指揮してくれた人の笑顔を最後に見ることが出来たのはとても嬉しかったです。

試合後にはジェフサポに向けて挨拶している場面も映っており、あの挨拶を最後に生で聞けるのはまさに現地まで応援に行っていたサポーターの特権であり、とても羨ましかったです。

ハイライト動画

まとめ

今節はチーム全体で1人1人がアグレッシブにプレー出来ていたように思います。最終節&尹さん最後の試合ということがあったのかも知れませんが、シーズン途中からこのぐらい見たかったなと感じたのも正直な所です。

戦術的に守備的なサッカーをするのと、ボールを持った時のアグレッシブなプレーは一見、それぞれ対極にあるように思えますが、前節や今節を見てそれは違うのだと確信しました。

むしろ守備的なサッカーだからこそ、攻撃時には普通のチームより更にチャレンジするようなプレーが必要だったのではないかと、、来年もジェフで戦ってくれる選手にはこういった部分の積み上げを期待したい所です。

何はともあれ、コロナやワールドカップによる変則日程で例年にも増して過酷なリーグ戦でしたが、最後まで戦い抜いてくれた選手・チームスタッフには感謝しかありません。

選手の契約更新や移籍の動きなど、来年に向けたチーム作りはもう水面下で動き始めているとは思いますがとりあえずゆっくり休んで欲しいなと思います。

オフシーズンは移籍情報について記事を書きたいと思っていますので、記事を更新した際にはまたお読みいただけると幸いです。

それではまたお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

WIN BY ALL!!!

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