こんにちは、えいすけです。
GW初日ということもあり9,606人の観客が訪れたホームフクアリでの絶対に負けられない戦い、見事勝利することが出来ました!!
それでは早速振り返って行きましょう。
スターティングメンバー(千葉)
怪我人が続出している中でどこまで強度を落とさずに戦うことが出来るかに注目です。
スターティングメンバー(大宮)
怪我から復帰したアンジェロッティに注意したい所です。
22分 大宮・山崎に決定機
相手陣地のセンターライン手前でMF大山がボールを持つと左サイド裏に走り出した山崎を目掛けてスルーパスを出します。このパスに右CB新井一輝も反応しますが後一歩届かずにボールが後方へと抜けると山崎にペナルティエリア内までドリブルでボールを運ばれます。寄せてきた鈴木大輔に対して山崎は縦へと仕掛けるとそのままシュートを放ちますが、GK新井のファインセーブで得点とはなりませんでした。
相手MF大山のスルーパスが絶妙で抜け出された時には失点を覚悟しました、、
ただ鈴木大輔の中を切ってコースを限定した守備とGK新井の最後まで動かずシュートを体に当ててのセーブは素晴らしかったです。
この試合を通して相手の一番の決定機はこのシーンだったと思うので、ベテラン2人でここを防げたのは本当に大きなプレーだったと思います。
30分 田中和樹の縦突破からカード誘発
自陣ペナルティエリア付近で相手の攻撃を防ぎボールを拾った風間から田中へとパスが出ます。田中がカウンターのドリブルを開始するとすかさず相手MF大山がプレッシャーをかけてきますが、田中は前方へと大きくボールを蹴りだしスピードでの突破を試みました。スピードで抜き去りかけた田中に堪らず手をかけた大山のファウルで止められてしまいましたが、大山には主審からイエローカードが提示されました。
田中が試合に出ると、ほぼ毎試合縦への突破から相手選手のファウル・カードを誘発しています。
彼のプレーは突破からチャンスを創出するだけでなく、良い位置でのセットプレーの獲得や相手選手へのカードの誘発など、ジェフが試合を有利に進めることが出来るという意味でも非常に大きな武器だと思います。
ただスピードのある選手が故に相手からのプレーも際どいものが多いので怪我だけは本当に気をつけてもらいたいですね。
もう既に欠かせない戦力となっている田中には次節以降もキレキレのプレーを期待したい所です。
33分 見木・椿に決定機
相手陣地右サイドで田中→風間の連携でペナルティエリア内に侵入すると、風間はマイナスにグラウンダーのクロスを上げます。これを受けた見木がファーストタッチで相手DFを交わすと立て続けに2本のシュートを放ちますが1本目はDF、2本目はGKに防がれてしまいます。しかし見木の2本目のシュートは相手GKが弾いた後、ファーサイドでフリーで待っていた椿の元へと転がり、椿もダイレクトでシュートを放ちましたが枠上に飛んでしまい得点とはなりませんでした。
前半相手のペースで試合が進んでいた中で訪れたチャンスシーンだったので決め切りたかったですね。
特に椿のシュートは相手GKが見木のシュートをセービングした後で準備が整っていなかったので枠にさえ飛ばせていれば得点、というシーンだったので本当に悔しいです。
ただシュートシーンに至る前の田中と風間の崩しは非常に効果的なものだったと思うので、次節以降も期待したいと思います。
53分 CKから鈴木大輔の得点
相手陣地右サイドで得たCK、キッカー日高の左足からインスイングのクロスがペナルティエリア中央目掛けて上げられます。ニアで西久保が相手DFと競り合った背後のポケットの位置に鈴木大輔が走り込むと、相手DF2枚と交錯しながらも頭にボールを当てます。このシュートがゴール左隅のサイドネットへと飛ぶと相手GKは反応することができず得点となりました。
後半立ち上がりの時間でセットプレーから得点できたことは素晴らしかったです。勝ち点を積み上げられるチームの得点パターンですね。
また日高のキックも高精度でしたが、競り合いにめっぽう強い鈴木大輔ならではの得点だったと思います。
今シーズン序盤から難しい試合が多く、鈴木大輔には厳しい評価もある中で自分の強みを生かしてチームの力になっている姿には、色々と感じるものがありました。
ゴール後の「ジェフ!ジェフ!ジェフ!」は初々しい若手選手とは違い、流石の貫禄でしたね(笑)
#4月29日#第12節 #大宮アルディージャ 戦
— ジェフユナイテッド市原・千葉(公式) (@jef_united) April 29, 2023
ゴールシーンをPLAYBACK🎥#日高大 選手からのCK#西久保駿介 選手がニアに動き出したことでできたスペース#鈴木大輔 選手が競り勝ちヘディング⚽️✨
これを守り切っての勝利🏆
DAZN視聴はこちら💁♀️https://t.co/JtKiOqCnM1#jefunited #WINBYALL pic.twitter.com/lIIlj8HyzK
56分 日高の芸術的なアーリークロスから決定機
左サイドセンターライン付近でCB鈴木からパスを受けた日高がボールを運ぶと、相手GKとDFの間のスペースに高精度なグラウンダーのアーリークロスを上げます。ここに風間が完璧なタイミングで走り込んでおり、相手GK前で滑り込みながらボールに触りシュートを放ちますが、枠外へと飛んでしまい追加点とはなりませんでした。
日高のハイクオリティなアシスト未遂今シーズン何回目でしょうか。
SBながらこれだけゴールに直結するプレーを毎試合してくれているのにまだ彼にアシストがついていないのは大問題だと思います。
日高のプレーレベルは今のジェフの中では別格だと思います。今季昇格できないと来季は確実にJ1チームに強奪されてしまうでしょう、、(;_;)
59分 新井一輝に決定機
相手陣地左サイドで風間→日高と繋ぎペナルティエリア内に侵入すると、日高は細かいボールタッチで相手DFを交わしマイナスにクロス上げます。これをゴール前で受けた新井一輝がトラップでシュートコースを作り、シュートを放ちますが枠上へ飛んでしまい得点とはなりませんでした。
日高のドリブル突破、新井一輝のボールの受け方まで完璧な流れだったので決め切りたかったですね。
このシーンもシュートを枠内に飛ばせていれば、距離的にGKも反応できずに得点できていたシーンだと思うので、まずはシュートは枠内にとばすという基本的なことは次節以降徹底して欲しいですね。
ただ新井一輝のゴール前でのボールを受ける動き・トラップは良い意味でCBらしからぬ素晴らしいプレーでした。今シーズンも裏稼業のストライカーにも期待したいです(笑)
76分 左サイドの連携から末吉に決定機
左サイドを見木、椿、小林、日高の連携で崩し、日高がペナルティエリア内に侵入すると逆サイドへ高速クロスを上げます。ここで完全にフリーで待っていた末吉がワントラップ入れて強烈なボレーシュートを放ちますが、このシュートはゴールポスト外側を叩いてしまい得点とはなりませんでした。
左サイドの連携から日高のオーバーラップまでの流れはとても良かったと思います。
末吉のシュートも悪くはなかったですが決め切らないと、、
なんだか同じ記事内で何回も「決め切らないと」とか「決めなくてはいけないシーン」とか言ってしまってますが、私のチャンスの基準が低いわけではなくて他チーム(特に上カテゴリ)では確実に得点になっているだろうレベルのシーンが続いているんですよ(笑)
今節は勝てたのでこの温度感でいられますが、これで引き分たり負けた時は耐え難いストレスを感じてます(笑)
今のサッカーで決定機でしっかり得点が決まり始めたら本当に魅力的なサッカーだと思うのですが、、、
課題 終盤のゲーム運び
この試合を見ていて、1点リードして迎えた試合終盤にピッチ内の選手間でどうゲームをクローズするかの認識が統一出来ていたのかな?ということを感じました。
特に末吉が同じような状況でボールを持ったシーンが終盤に2つあったのですが、片方はゴールを狙いに行ってもう片方ではボールキープに行っていたのを見た時に、前述の印象を強く感じました。
相手が猛攻を仕掛けてくる中でオープンなゲーム展開となり、ボールを奪ってカウンターというシーンも増えた時に、徹底してボールキープをして時間を使いに行くのか、追加点を狙って試合を殺しにいくのか、次節以降はここをもう少しハッキリさせて試合に挑んで欲しいですね。
またこれは正直監督や選手の課題というよりはGMの問題かと思いますが、今節を見て今まで感じていたチーム編成への不安が確信的なものになりました。
終盤に前線のブワニカが明らかにガス欠しているのに、使い続けるしかないこの状況。小林監督に新明を使えよという意見ももしかしたらあるかもしれませんが、自分が監督でもあの場面でバランスが崩れる可能性がある以上、ブワニカを変えることは出来なかったと思います。
シーズン途中で怪我人が出ることなどある程度は想定したとは思いますがその上で、今の選手層(特にFWとCB)でシーズン開幕を踏み切った鈴木GMには正直クエスチョンマークしかないです。
個人的には外国籍選手にはこだわっていませんが、今のチーム・サッカーに合った選手を夏の移籍ウィンドウで獲得して欲しいと思います。
シーズン終盤で昇格が狙える順位にいるのに、怪我人が出てまともにメンバーも組めないなんてことになったらまじで恨みます、、
ハイライト動画
まとめ
まずはホームに大勢のサポーターが詰めかけたこの大事な一戦を勝てて本当に良かったです。
(欲を言えば決定機を決め切って大勝して欲しかったですけどね、、)
ただGW3連戦、次節は中3日ですぐにやってくるのでしっかりと体を休めて欲しいと思います。
また今節で見えたゲーム終盤での試合運びといった課題は、選手1人1人の意識の部分で解決することが出来ると思うので改めてチームでの決め事を整理して、次節は手堅く勝利を掴んで欲しいです。
次節は5月3日(水)14:00~アウェイでレノファ山口との試合になります。
ここから上昇気流に乗る為にも負けられませんが、ジェフサポのGWの満足度にも大きな影響をもたらす大事な3連戦になるので、ジェフ戦士たちには連勝目指して次節も頑張って欲しいと思います(笑)
それではまた次の記事でお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
WIN BY ALL!!!!
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