第41節 ジェフユナイテッド千葉 vs ザスパクサツ群馬 (A) 2023 まとめ

試合レポート
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こんにちは、えいすけです。

アウェイ群馬での激闘を制し、プレーオフ進出を決めることが出来ました!!!

アウェイの試合にも関わらず多くのジェフサポが駆け付けた中で、逆転勝利は痺れますね。。。

それではさっそく見ていきましょう。

スターティングメンバー(千葉)

前節、決勝点を決めた小森がスタメンに復帰。前半から得点に期待したい所です。

スターティングメンバー(群馬)

FW川本には注意したいところ。また風間は兄弟対決となります。

13分 小森飛絢の反転シュート

センターライン付近の田口からサイドのドゥドゥ→インナーラップした日高→ペナルティエリア中央の小森と繋ぎます。ゴールに背を向けた状態でボールを受けた小森でしたが、トラップと同時に上手く反転するとそのまま逆サイドを狙ったシュートを放ちます。枠を捉えたシュートでしたが、群馬GK櫛引のファインセーブに遭い得点とはなりませんでした。

小森の技術の高さとゴール前でのセンスで作ったチャンスシーンでした。

トラップで反転してから、シュートまでの動作に無駄がなく相手DFのプレスが追いつかないほどでした。

解説の播戸さんも言っていましたが、あのタイミングでシュートを打てるフォワードはJ1を見ても数少ないと思います。

何をやらせても高い技術でこなしてしまう小森ですが、一番の武器はゴール前での嗅覚やセンスといった目に見えない部分なのかもしれません。

残りの3試合も小森のプレーには大注目です。

33分 風間宏矢の弾丸ミドルがバー直撃

センターライン付近の見木から右サイドの風間にパスが出ると、これを受けた風間はドリブルでボールを運びそのままミドルシュートを放ちます。ドライブ回転のかかった強烈なシュートに群馬GK櫛引は反応することが出来ませんでしたが、このシュートはバーを直撃してしまいジェフの得点とはなりませんでした。

風間が得意とすると高精度なミドルシュートを今節も見ることが出来ました。

入ってさえいれば文句なしのゴラッソだったので、リプレイを見返す度に悔しさが増します。。

この試合では相手が引いていたこともありますが、風間や壱晟は積極的にミドルシュートを打っていて良かったと思います。

シュートが上手い選手が多いので、引いた相手などに対してはどんどんミドルシュートを狙って欲しいですね。

64分 群馬・中塩大貴に決められ失点

自陣右サイドで群馬にCKを与えると、キッカーからニアサイドへクロスが上げられます。このクロスをクリアしきれずにボールが群馬DF中塩の元にこぼれると、中塩はそのまま迷いなく左足を振り抜きシュートを放ちます。至近距離からのシュートにGK鈴木も反応できず、群馬の得点となりました。

群馬としてはしっかりと守り、数少ないセットプレーで取り切った理想的な先制点だったと思います。

反対にジェフとしては前半から数多のチャンスを作った中で決め切れず、一本のチャンスでやられる嫌な展開となってしまいました。

また、このシーンだけでなく前半からCKで何度か群馬にチャンスシーンを作られていたのは少し気になりました。

選手やコーチたちもそれは分かっていると思うので、今日のセットプレーの映像を見返して原因と対策をして欲しいと思います。

77分 左サイドの崩しから田中和樹のゴール

相手陣地左サイドで椿から中の福満にパスが出ると、福満は見木とのワンツーで相手DFライン裏に抜け出し、中にクロスを折り返します。このクロスに田中が左足で合わせると一度は群馬GK櫛引に防がれますが、こぼれ球を再び田中が押し込みジェフの同点弾となりました。

田中和樹がやってくれました!!!!

今シーズン大活躍しているものの数字だけが中々伸びていなかった中で、大一番の一番キツイ時間にやっぱりやってくれました。

田中和樹は大事な時に絶対にやってくれるとずっと信じていたので本当に嬉しいです。

また、起点となった福満はここ数試合、目に見えて調子を上げていることが分かります。

途中交代で自分に与えられた役割を理解し、明確に意図を持ったプレーでチームを再活性化してくれるので試合後半で非常に大きな戦力となっています。

89分 呉屋大翔の逆転弾(PK)

相手陣地左サイドで椿がボールを持つと、福満とのワンツーで椿がペナルティエリア内に侵入し中へ折り返します。後方から走り込んできた田口がワントラップから放ったシュートが、群馬DF酒井の手に当たるとレフェリーは笛を吹きPKの判定を下しました。このPKを呉屋大翔が冷静にゴール左隅に蹴り込み、値千金の勝ち越し弾となりました。

まず、PK獲得までの一連の流れが素晴らしかったと思います。

椿と福満はボールも人も動かすアグレッシブなプレーで、相手が引いている中でもスペースを効果的に作り出していて相手からするとかなり厄介だったと思います。

また田口がフル出場している中で最終盤まで攻守にさぼらず走り続けたことで、PK獲得に繋がったのも頑張りが報われて良かったと思います。

ベテラン選手が率先して汗をかく姿を見せることは、チーム全体のモチベーションに繋がるのでありがたいですね。

そしてPKを決めた呉屋も最高でした。。

調子を上げている中で今日のスタメンを外された悔しさやヴェルディ戦でPKを譲った後悔など様々な思いと、絶対に決めてやるという強い気持ちを持って、ゴール裏満員のジェフサポに向かって叩き込んだシュートには思わず感動しました。

まとめ

まずは、勝てばプレーオフ進出が確定するという中でアウェイの地でしっかりと勝利を収めプレーオフをつかみ取ることが出来て本当に良かったです。

ここからが本当の勝負ですが、今日は素直に喜びたいと思います。

試合内容としては、ジェフの流れの中で決め切れずに失点というあるあるはやってしまったものの、そこからひっくり返すことが出来るようになったのは大きな成長であり、着実に力を付けている証だと思います。

また、リーグ終盤戦に来てサブメンバーの躍進が著しいのは、残りの試合に向けて大きな好材料です。

サブメンバーも含め1人1人が自分がヒーローになってやる、という強い気持ちでアグレッシブに戦って欲しいと思います。

笑っても泣いても今のメンバーで試合が出来るのはあと3試合です。

悔いの残らないようにチーム総力戦で戦い抜きましょう。

次節 V・ファーレン長崎(H)

11月12日(日) 13:00~ @フクアリでの試合になります。

V・ファーレン長崎は「勝利+甲府山形の引き分け」が最低条件ですが、プレーオフの可能性が残っているチームになります。

その為、100%のガチンコ勝負になることが予想されます。

ジェフとしては引き分け以上で5位でのプレーオフ参戦が確定するので、その点を考慮して試合巧者で進めて行ければと思います。

またプレーオフにはイエローカードの累積は関係ありませんが、レッドカードのペナルティは引き継がれます。

その為、次節でのレッドカードだけは絶対に避けたい所です。特に鈴木大輔と田中和樹は次節レッドカードを貰うとシーズン2回目という事で2試合の停止処分となる為、プレーオフは全て出れないことになってしまいます。

なので1枚イエローカードを貰ったら、安全策として早めに交代するなどもアリだと思います。

手を抜くという訳ではなく、1番の目的である「J1昇格」を成し遂げるために逆算的に現実的な選択をすることも必要です。

そして12番目の選手として我々サポーターもリーグでのホーム最終戦、フクアリを黄色に染め上げ一緒に戦いましょう。

それではまた次の記事でお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

WIN BY ALL!!!!

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