敗戦後の非常に重要な試合で、上位対決となる今治を相手に勝ち切ることができました!!
後から振り返った時にターニングポイントになり得るような、非常に価値ある勝利だったと思います。
それでは、試合について振り返っていきましょう!
スターティングメンバー(今治)
注目選手の1人であるタンキ選手が欠場。
マルクスヴィニシウス選手には要注意です。
https://x.com/FCimabari/status/1921396488485355718
スターティングメンバー(千葉)
古巣対戦となる林誠道選手がスタメン起用。
https://x.com/jef_united/status/1921400060669034665
21分 スアレスの片手1本でのビッグセーブ
自陣でのCKの場面、ペナルティエリア中央へとクロスが上がると今治MFヴィニシウスディニスに頭で合わせられシュートを打たれます。ゴール前での決定的なヘディングでしたが、GKスアレスが反応し右手一本でボールを跳ね返すビッグセーブを見せ、ジェフはピンチを逃れました。
この試合で一番のピンチとも言える場面でしたが、守護神スアレス選手に救われましたね。。。。
今シーズンはスアレス選手、鳥海晃司選手、鈴木大輔選手を中心とした”際”の守備が何度もチームを救っています。
その中でも最後方のスアレス選手はセービング、プレー判断、ビルドアップ時の足元の技術など圧倒的なクオリティを見せてくれており頼もしい限りです。
次節以降もチームを勝利に導くセービングには大いに期待しています。
52分53分 両翼のアグレッシブなプレー選択
52分には相手のビルドアップミスを逃さなかった田中和樹が自ら持ち込んで右足のシュート。53分にはロングスローのこぼれ球から椿直起のダイレクトで合わせたボレーシュート。どちらも得点とはなりませんでしたが、今シーズンの2人のアグレッシブさが顕著に出たシーンでした。
今シーズンは開幕から調子の良さを見せ、今となってはジェフの最大の武器と言っても過言ではない両サイドハーフの2人。

ここ最近では相手チームからも警戒されることも多くなり、思うようにプレーさせてもらえないことも多々ありますが、そんな中でもどうにか自分で打開しようという気持ちが見えるプレーは、応援しているサポーターにとっても非常に嬉しいですね。
特に椿選手は昨シーズンまでであれば周りへのパスを選択するようなシーンでも、今シーズンは自らフィニッシュを狙いに行くプレーが増えており、ドリブラーとして更なる成長を遂げている最中と言えそうです。
この2人が今シーズンどこまで活躍していくのか目が離せませんね。
75分 鈴木大輔&鳥海晃司でマルクスヴィニシウスを制圧
今治の素早いカウンター攻撃により、自陣のペナルティエリア手前で今治FWマルクスヴィニシウスと鈴木大輔、鳥海晃司の1対2の場面を作られます。抜かれれば失点の可能性も高いピンチの場面でしたが、ジェフのCBコンビは冷静にコースを限定しつつプレーを遅らせ、最後は鳥海晃司のボールハントでピンチを脱する完璧な対応を見せました。
ハイライト動画には残っていないのが本当に惜しいのですが、正直今節の守備時で一番熱いシーンだったと個人的には思っています。
この2人のプレーを見ていて思わずガッツポーズしてしまったほどです(笑)

左足を持っているマルクスヴィニシウスに対して、左足では絶対に打たせないぞと言わんばかりに一瞬の隙も与えない2枚での守備は素晴らしかったですね。
ヴィニシウスとすれば、縦突破という選択肢もあったと思いますが、このシーンより前に縦突破での右足シュートを外していることや消耗してきた時間帯ということもあり左足方向へのチャレンジを選択したことも考えられます。
実際の所は選手たちのみぞ知る所ではありますが、そういった所も含めて相手選手との駆け引きに勝った素晴らしい守備対応だったと言えます。
鈴木大輔選手と鳥海晃司選手は今のジェフで替えが効かないほどの活躍、安定感を見せてくれているので、今後も怪我はないように気を付けて欲しいです。
また、河野選手を始めとした控えの選手の躍進にもぜひ期待したい所ですね!!
86分 髙橋壱晟のクロスから相手のオウンゴールで先制
右サイドでボールを受けた壱晟から左足でニアサイドを狙ったクロスが上がります。これに反応した杉山がわずかにヘディングで触ると、相手選手は対応しきれずに自らのゴール方向にヘディングしたことでそのままネットを揺らし、オウンゴールという形でジェフの得点となりました。
後半から徐々に両サイドバックが自由にボールを持つ時間が増えはじめ中で、壱晟選手のクロスが光った形となりました。
右足は勿論のこと、左足からのクロスも得点に直結するレベルの精度となってきており、壱晟選手のクオリティの高さには目を見張るものがあります。
またニアサイドでしっかりとボールに反応していた杉山選手も流石でした。
この試合でも途中出場ながら積極的なプレーがいくつか見られ、ここ数試合で徐々に調子を上げてきていることが感じられて嬉しいですね。
前回のオウンゴール誘発に引き続き今回も杉山選手がジェフ三唱をやっていましたが、次は正真正銘のゴールでやってくれることに期待しましょう(笑)
#5月11日#第15節#FC今治 戦
— ジェフユナイテッド市原・千葉【公式X】 (@jef_united) May 11, 2025
ゴールシーンをPLAYBACK🎥
86分
オウンゴール⚽
DAZN視聴はこちら💁https://t.co/fignFtxbca#jefunited#ジェフ千葉#jleague#WINBYALL pic.twitter.com/v6LjH00hDu
まとめ
3戦勝ち無し、特に前節は上位対決に敗れた中で迎えた非常に重要な試合で勝ち切れたことは本当に素晴らしいです。
苦しい試合展開にも関わらず試合終盤で1点をもぎ取って勝ち切るジェフの選手たちの姿を見て、過去シーズン昇格していった数々のチームが思い浮かびました。
この勝ち方で勝ち点を積み上げることが出来るのは上位争いでやっていけるチームだと思います。

長いリーグ戦の中で負ける試合は絶対にありますが、大事なのは負けた次の試合です。
今節、連敗しなかったことは勝ち点3を得ること以上に大きな意味があると言えるでしょう。
そして次節も引き続き3位ベガルタ仙台との試合です。
自らの力で3位以下を突き放す千載一遇のチャンス、絶対にフクアリで勝利を掴みましょう!!
それではまた次の記事でお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
WIN BY ALL!!!!
コメント